車の運転および登山・沢登を含んだ釣りをする方へ

事前に運転時に想定される天気の確認や余裕を持ったスケジュールを検討しましょう

運転に焦りが生じてしまうケースでは注意力が散漫してしまいます。お仕事が忙しい場合や、楽しみで寝れないことをも多々あるとは思いますが、朝一の運転は体への負担が大きいです。可能な限りの十分な休息をとり安全な運転ができる状況を心がけましょう。また、天気情報は以下にまとめてありますのでご利用ください。

県内の高速道路事故情報は、上記にて危険エリアが紹介されております。県内を移動する際や長野県にお越しの際は、内容をご確認の上運転に注意してください。※高速道路危険マップはこちら

山間部の運転は日頃慣れてない方には注意事項が多くあります。以下の基本事項に注意しましょう。

1.基本的には速度を落とすことを心がけましょう

曲がりくねり、幅の狭い道の多い山間部では対向車への反応が遅れてしまい、正面衝突やがけからの転落が発生するケースがあります。カーブミラーを信用しすぎず、対向車との違いや急カーブに対応できるように速度を落として運転をするよう意識しましょう。また、下り坂ではエンジンブレーキを活用し、スピードをコントロールするようにしましょう。

2.昼夜に関わらずライトを多用しましょう

道路の幅員が狭くカーブが多い場所では、対向車両の発見が遅れてしまうことがあります。夜間はハイビームの利用を心がけ、対向車が来た場合は、ライトを戻しましょう。見通しの悪い山間部での運転では車間を開いて対向車両の運転手に発見されやすい状況を心がけましょう。また、夜間に限らず山間部では車が見えにくい状況となりえますので、早い段階でのライトの点灯を心がけましょう。

3.給油状況をしっかり把握しましょう

長野県の山間部では給油ができないことが多いです。ガソリンが十分入っていることを事前に確認するとともに、山間部に入る前に早めの給油を行いましょう。また、給油などの機会を利用して同乗者の体調やトイレの希望等を確認しましょう。

4.必要に応じて酔い止めの準備しましょう

山間部では同乗者が酔いやすくなる場合があります。必要に応じて酔い止めを用意しましょう。

5.冬道である場合は状況を把握し対策しましょう

山間部では、冬季から春にかけて道路の所々に雪が残っていることがあります。道路状況を確認し、残雪が予想される場所に向かう際は、必ずスタットレスタイヤを装着しましょう。また、雪道や凍結路面ではアクセルはソフトに踏み込み、車体を安定させてから加速をさせます。また、急ブレーキや急ハンドルはスリップ事故につながります。あらかじめ減速し路面状況に応じた運転を心がけましょう。

釣りを終えた後は、疲労がたまっていることが多いです。運転手は一度休憩することを心がけ、体に無理な運転を行わないようにしましょう。注意力が散漫し、事故発生の要因となりかねません。

県内事故情報は、以下のような情報公開があります。データを見ると、夕方の事故率が高く、釣りを行う朝方の事故発生率は低下しますが、発生する道路の多くが国道・県道以外の場所での事故が多い状況です。交通事故は、違反をしないケースでも3割程度の事故が発生する状況となりますので、加害者にならないよう運転には十分な注意を行って下さい。また、天候においても晴れの日の事故が多いのが実情です。視界が良好である場合も注意を怠らないようにしましょう。