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長野県全土の電子遊漁券導入計画の続き(漁協さん向け?)

長野県漁連さんと、長野県さんとお話を場を設けていただきまして導入計画をお話しさせていただきました。自分の話は長くて退屈だと思いますので、提案させいただきました概要を記載いたしますと以下の通り。

提案内容の概要

2023年度中に長野県では以下のことを実施したいという旨を提案させていただきました。

  • 漁連さんベースで、電子遊漁券の販売網を作れるのでFISHPASSさんを採用して県内全土に電子遊漁券を導入できるようにしましょう。電子遊漁券の導入のみで考えるならデメリットはありません。県内全土のスケールメリットを売りにしつつ、補助金のみを利用して全部変えちゃいましょう。
  • 電子遊漁券の販売網ができれば、いろんな釣り券販売ができるようになるので、県内共通遊漁券の導入とともに、いろんな種類の釣り券を販売できるように遊漁規則改定を柔軟にしておきましょう。遊漁規則の改定は10年に一度の認識の漁協さんが多いので事務作業を全部まとめて導入できる状態にしましょう。
  • 本サイトは管理人のポケットマネー運用なので、管理人が死んでも、ほかの漁協さんの事務員さん・組合長さんがWEBページの運用ができなくなっても情報提供が継続できるように運用できる資金的仕組みを導入したいです。

    上記が提案のだいたいの概要となります。

見えてきた課題

上記の内容は漁連さんや県の方々に前向きなお返事をいただくことができましたが、電子遊漁券の導入の必要性や共通遊漁券の導入について各漁協さんの納得をいただくにはその必要性を全会一致で納得いただく必要があります。電子遊漁券はここに来てくださる方ならメリットしかないということがわかるかと思われますが、漁協の皆様にその状況を漁連さんを通じて説明していただく必要があります。

電子遊漁券導入の必要性とメリットについて

正直説明はいらないとは思うのですが、、、やれば売り上げが上がります!おまけに利便性が高くなります。長野県民の皆様が他県で暮らしたときに、”きのこ” や “そば”の品ぞろえを長野クオリティで選べるようになるようなものなので、単純に市場が広がります。すでに釣りチケさんを導入されている漁協さんはデメリットになるんじゃないか?いいえ、なりません。品ぞろえが多くなるだけなので、むしろ販売経路を複数持つ漁協さんの方が有利です。

共通遊漁券導入のメリットについて

これは漁協さんの立場から、賛否両論がおそらく出るでしょうが、県内として釣り環境が便利になるという広告効果が非常にでかいです。私のしょうもない統計から、30%程度のクオリティで示される遊漁券の販売枚数は、導入前後で県内の117240枚が追加購入される計算となっております。

そして、何より頼りない計算になる理由としてはデータがないので評価ができない状況なんです。共通遊漁券の価格は全国的にそもそも適正であるかをあまり議論されていないのですが、導入した県はすでに適正価格を見積もることのできるデータを手にしております。長野県にはありません。データがないので、評価もできません。リスクを取らないことがリスクになってしまっており、サービス展開が充実しなくなってしまうのです。各漁協さんへの売り上げ低迷はデータを取れば評価ができます。サービスも広げることが出来ます。ですから、私個人としては少発行数だったり、中断してもよいのでやってみることが必要であると感じる次第です。

なお、釣り券の販売枚数が上がると組合員数が上がるはずなんです。以下の画像は2018年の全国の漁業センサス情報の相関関係図なですが、赤枠遊漁券の販売枚数関連の情報がなかなかに強い相関が出ているんですよ。年券いっぱい買ってくれたら組合員数増える傾向にあるようなんです。共通遊漁券というものが年券と同じなら、組合員の加盟について関心が高くなるのではないでしょうか。


以上が、管理人の簡易活動報告となりますが。。。導入決まってくれることを願いします。。漁連さん・組合長さん・組合員さん。もし私の企画が本年度中におりてくるようであればぜひとも賛同をよろしくお願いいたします。もちろん、反対意見でも大丈夫です。ただし、上記のようにやらないリスクがずーと長野県内でまとわりつくこと、世代が変わっても評価データが県内では何もなくなってしまうこと。遊漁者の漁協への関心を低下させている可能性がある点からしても。。。管理人はやってみることをお勧めいたします。

共通遊漁券について最後に、、、

おそらく最終的な問題になるのは、各漁協さんがどのような割合で利益を分配するかと、漁協さんと漁連さんとの割合をどれくらいにするかで必ずもめるはずです。そして、ちゃっかりこのサイトの運営に数パーセント欲しいと提案している私とのでこれも難しくするかもしれませんが、なるべく漁協さんに利益が渡るように計画をしたいです。段階的にアンケートなどを持ちいて各漁協さんの意見を反映させ納得のいく割合の決定が適正かもしれません。。。。

今回デジタル化をすることで物理的な発券費用を抑えたので、漁連さんからもある程度皆さんに利益のある分配計画が提案いただけるのではないかと思います。管理人は何となく頭の中で割合がご納得いただけるようなプロセスを転がしてみたいと思います。。釣り人として来年の2023年度の長野県の変化がとても楽しみです。

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