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釣れてない管理人のWEBページの近況報告と雑記

長野市内でとれたハロ

こんばんは。釣れてない管理人です。
県内河川情報のGoogleMAPの作成(管理漁場の視覚化)がとりあえずひと段落つきました。
実はここのところ更新が遅れておりましたのは、北信漁協のみならず、県内の漁協さんにオープンデータとして河川情報を提供できるような準備をしておりました。具体的には以下のようなものになります。

長野県内ごとの釣り場情報

長野県北部エリア

長野県中部・東部エリア

長野県南部エリア


もともとは、水産総合研究センターから出版されていた “守る・増やす 渓流魚”という本を読んでおりまして、内容は以下の水産省の内水面に関する漁場管理方法の内容をわかりやすくまとめたものなのですが、内水面管理では”ゾーニング”という考え方が今後確かに一般的になるんだろうなと感じておりました。*興味のある方はパンフレットに記載があります。
また、それに合わせた活性化事業を展開している予算取りは、”令和3年度やるぞ内水面漁業活性化事業”の中に記載があります。

[水産省 内水面に関する情報]
 https://www.jfa.maff.go.jp/j/enoki/naisuimeninfo.html
 └ 各種パンフレット等
 
[全国内水面漁業協同組合連合会]
 http://www.naisuimen.or.jp/index.html
 └ 全内漁連の主な事業▼
   ├ 内水面漁業・養殖業をめぐる状況について
   └ 令和3年度やるぞ内水面漁業活性化事業
     └ http://www.fish-jfrca.jp/yaruzo.html
—————————————————————————————–
<3.補助金の額と補助率>
 ① ICT導入
 ② ゾーニングによる漁場管理
 ③ 釣り人等と連携した漁場管理
 ④ 検討会等の開催
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この項目の中で、一番上のICTの導入とは遊漁券のデジタル決済システムを示すようなのですが、現実デジタル遊漁券の購入の前に、管理漁場・禁漁区エリアがアナログになっており、WEBページの公開も難しい状況だと、遊漁券購入以前に公開情報の明確化やデジタルコンテンツの整備、販売許可申請など、、、デジタル遊漁券購入の前にITの情報整備そのものが個人的には必要なんじゃないのかな。と感じており、また、これいっぺんにやるのはどう考えも1-2人で運営する漁協さんでやるのは現実的ではないように個人的に思えました。。。
なので、、、うまく他の漁協さんもこのサイトを利用してくださり、自分ができる範囲でWEB掲載の情報を整えて、必要最低限の公開情報公開に踏み切っていただけたらうれしいな。。。と考えております。

また、遊漁券購入には24時間の販売店情報と管理河川範囲がわかれば、そこまでデジタル化をしなくても、コンビニで日釣り券の購入くらいは。。。釣り人も手間はないだろう。。。と思うのです。ごはんや飲み物なども用意するだろうしな。。。。と。。

そこで、ボランティアっぽくできる範囲を考えてみると、管理漁場の可視化と、禁漁区の公開、公開情報の整備なのかな。。。と思ったのです。

上記のデータは、漁協さんごとに情報が分かれており、少し加工すれば本サイトの北信漁協さんの”釣り場”掲載のMAPと同様に、各漁協さんは漁協エリアを紙面媒体ではなく、デジタルデータとして管理運用できるようになります。漁場エリアを釣り人に提示して、禁漁区などを明確にすることができるのです。また、デジタル遊漁券販売になる場合は、釣りチケさんのようなサイト内での公開も可能になります。
実際GoogleMAPを保持したサイト内では、すぐにでも管理漁場の可視化ができる状態です。(長野県内全土です)

ただ、、、実はまだまだ、ベースデータというには課題が残っているのです。

GoogleMAPのデータソースを作る上での課題

ベースデータのアップグレードが必要

 本日時点でGoogleMAPの河川データの登録を行っているものは以下の情報になります。
 
 - 長野県内漁協エリアごとの河川データ(色分け/レイヤ分け)
 - 各河川データの名所登録(一部)  
 – 県から発行されている禁漁区エリアの登録(一部未登録あり)
 
上記のように河川名称が網羅されておりません。また、一部県から発行されている禁漁区エリア3か所の場所の特定ができませんでした。
幸い河川情報は、紙面媒体である平成11年発行の”河川調書”と呼ばれる書籍に住所ベースでの記録があるとのことで、徐々に本情報を
調査すれば、最終的にはすべての河川名が明確になるかもしれません。ただしアナログデータなので作業が膨大に残っております。
*特に南信エリアの河川情報はまだまだ整備が必要です。。。

漁協さんごとの追加情報を増やしたい。

 今後の課題として増築するためには最低限以下の情報が必要になります。
 
 - 漁協ごとに保持する禁漁区情報の明確化
 - 漁協ごとに保持するCR区間・鮎釣りエリアの明確化
 - 漁協ごとで保持する遊漁券の販売情報のリスト化
 - その他漁場ごとの公開可能なトイレ・駐車場情報のリスト化

本情報がデータ集約管理ができている状況であれば、これらの情報をMAPに登録することができます。
*北信漁協さんからはしっかりと情報が出ておりますので、現状は北信漁協さんの情報は網羅した状態で登録を完了しております。

河川ごとに危険を示す情報を示したい。またマップをつなげたい。

ライブカメラ、水量、天気・警報情報、過去の河川事故例などの情報を示せるようになれば、より安全な釣りができるのではないかと
考えております。せっかく管理エリアを明確にしたならその辺の情報もまとめて見れる方が個人的にはうれしいなと思うのです。
オープンに利用可能なデータソースを少しずつ探しております。

また、3エリアのマップを統合したい。。。。

現在長野県を3つに分けておりますが、これをある程度開発をすれば県内1つのマップとして提供でき、使いやすさが上がるような気がしております。ちょびちょび勉強ですね。。。上記に合わせて設計を考えてみたいと思います。

今後の予定

各漁協さんから公開された情報のうち禁漁区を可能な範囲で登録すること。また、遊漁券購入を24時間営業を中心に登録を進めること。をやりたいと思います。

長々と雑記にはなりましたが、、、何とか上記のような情報を集約して、利便性の高いMAPにしていけたらと思います。

。。。。

。。。

ふらっとおもうのですが。。。。長野県内共通券できたらいいな~w
いろんな事情があるとは思われますが、IT化のお手伝いが、いろんな釣り人の意向を県内に届けられますように。。

なお、今日の画像はふと空を見たらハロ(太陽の周りにできる円形の虹)でしたのでとってみました。
ハロは市内に来てからみるようになり、こちらに越してから少し空を見る余裕ができたのかもしれませんね。ありがたやです。


簡単に雑記でした。。。

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